赤字から脱出するには処方箋が何枚必要か?

マネジメント

コロナで売上が落ちたらいつのまにか赤字になってしまった。

損益分岐点をきちんと把握しているだろうか?

これをきちんと把握しておけば何枚・何人・いくら捌けば黒字になるかが正確に把握できるので、なんとなく赤字に転落してしまうことが無い。

損益分岐点の理解力チェック。
これが一瞬でわかれば損益分岐点の理解力十分。

損益分岐点って何?聞いたことないという方は過去記事参照

とある店舗の損益分岐点を出してみよう

  • 処方箋  2500枚
  • 売上   15,000,000円
  • 原価   9,500,000円
  • 技術料  5,000,000円
  • 家賃   300,000円
  • 固定給  3,000,000円
  • リース費 200,000円 

この店舗は何枚処方箋を受け付ければ赤字脱出できるでしょうか?

1590枚/月

必要な数字は以下3つ

  1. 固定費  家賃 + 固定給 + リース費      = 3,500,000円
  2. 利益率  15,000,000 − 9,500,000/15,000,000  = 0.367
  3. 処方単価 15,000,000円 ÷ 2500枚        = 6000円/枚

損益分岐点(売上)の求め方

損益分岐点(円) = 固定費÷利益率
         = 3,500,000円 / 0.367 
         = 9,536,784円

月に9,536,784円売上があれば赤字脱出と判明。
では処方箋枚数は??

損益分岐点(売上)を枚数に変換

売上を処方単価で割れば何枚かがわかる

損益分岐点(枚数)= 9,536,784円 ÷ 6000円/枚(処方単価) 

         = 1589.5枚

ということで1589枚だとギリギリ赤字。
1590枚くれば赤字脱出とわかる。

損益分岐点を把握していつのまにか倒産を避けよう

損益分岐点を把握していないと

あれ?思ったより少ない。

いつのまにかお金なくなっちゃった。

ヤバイ!倒産する!!

とかいつの間にか経営が苦しくなる。

損益分岐点を把握しておけば、月の途中でも

ヤバイ。今月1200枚しかない…
あと300枚かき集めなきゃ…

物販も頑張って客単価上げるか…
それか誰か誰かリストラして固定費下げなきゃ。

とか色々具体的に対策を講じられる。

損益分岐点をきちんと計算・把握して「いつの間にか赤字」を防ごう。

経営分岐点よくわからない!?

損益分岐点がよくわからない方は過去記事にイチからまとめてあるので見てみてください。

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